
- インディーズバンドって儲かってるの?
- インディーズバンドでも生活するだけのお金は稼げるの?
- インディーズバンドは別で仕事をしてるの?
このような疑問を持った方へオススメの記事です!
僕は14歳からバンドを始め、26歳までの12年間バンド一筋の人生を送ってきました。
全国流通のCDをリリースしたり、海外でのツアーやレコーディングを経験してきた経歴がありますが、バンドだけで生活を賄うのは相当厳しいです…
今回は、そんな僕が知られざるインディーズバンドの収入や、リアルな生活の実態を、今までの経験に基づいて解説していきます!
それではいきまっしょーい!
Contents
そもそもインディーズバンドって何?

- 『インディーズ』の語源は、英語の『Independent』で『独立』と意味であり、大手レコード会社(メジャーレーベル)に属していないバンドを指します。
メジャーレーベルは、日本レコード協会に入会しているレコード会社を指します。
- エイベックス
- ソニーミュージックエンターテイメント
- ワーナーミュージック
- ユニバーサルミュージック
どれも聞いた事のある名前ばかりですね。

インディーズバンドの収入ってどのくらい?

- ライブでのチケットの売上。
- イベントに参加した時のギャラ。
- CDやグッズなどの物販収入。
主に上記がバンドの収入源です。
しかし、【インディーズバンド】と一言で言っても、活動方針や所属している事務所の違いもありますので、そのバンドによって収入も当然違ってきます。
ですが、インディーズバンドで生活費を賄えるほどの収入を得ているバンドは本当に一握りです。
実際僕の12年のバンド歴の中でも、バンド活動だけで生活できているバンドは、インディーズの中でもかなり有名なトップクラスのバンドだけです。

ギャラとか物販の微々たる売上も、実際は物販や音源の制作費に消えていきます。
バンドが圧倒的に好きじゃないと、バンド活動は続けていけないほど厳しい世界です…
インディーズバンドは基本的に活動すればするほど赤字…

一見華やかに見られがちなバンドの世界ですが、その舞台裏には壮絶なドラマがあります。
バンドで収入を得られていないという事は、別で仕事をして得たお金をバンド活動費に当てているということです。

バンド活動するのはかなりのお金がかかります。
残念ですが、バンドで活動すればするほど赤字が出てしまうというのが現実です…
- スタジオでの練習。
- 機材。
- ライブ。
- 交通費。
- 物販制作。
- レコーディング。
- 機材車の維持費。
売れていないインディーズバンドは、これら全てのコストを負担しています。
バンドでスタジオを借りて一回練習するのも決して安い金額はないですし、レコーディングや機材車の維持費には莫大なお金がかかります。
その他にも、ギタリストならギター本体やアンプなどの機材を揃えるだけでも何十万というお金がかかります。

インディーズバンドがバンドだけで食べていくのは不可能?

相当な実力と実績があれば不可能なことではありませんし、実際インディーズでもバンドだけで食べている人もいます。
絶対メジャーレーベルに所属した方がいいでしょ!と、思う方が多いかもしれませんが、インディーズで活動するバンドにはメリットもあるんです!
- インディーズで人気になればバンドで得られる収入がかなり大きい。
実はメジャーレーベルと契約している大人気のバンドでも、実際メンバーがもらっているお金は雀の涙くらいというバンドも多いです。
実際僕の知り合いにもメジャーレーベルと契約して、ZEPPをワンマンライブでソールドアウトさせるくらいめちゃくちゃ人気のバンドがいますが、手元にはまったくお金は入ってこないと言ってました。
- メジャーレーベルは、CDの制作費やバンドの活動費、プロモーション代などにお金をかけてくれる反面、バンドで売り上げた収益はほとんど会社に入ってしまうからです。
バンド活動をしていく上で、活動費を負担してもらえるのはかなりメリットですが、手取りの給料は最低限しかもらえないということですね。
一方インディーズバンドは、バンドで売上を出せば出すほど手元に入ってくる収入が大きいという夢がありますね!

インディーズバンドもメジャーバンドも、同じように長い下積み時代を経ているのは事実ですが、どちらで活動すればいいかは一概には言えないですよね!
どちらにせよ、バンドとして実績を積み重ねないと人気を集めることはできないですし、音楽業界はかなりの実力社会なので売れたとしても油断はできない世界です。
インディーズバンドもメジャーバンドも好きじゃないと続けられない。

これからバンドを組もうとしている人がこの記事を読むと心が折れてしまうかもしれませんが、バンド業界はそのくらい厳しい世界です。
売れるか売れないかはやってみないと分かりませんが、売れるまでの道のりはとてつもなく長いですし、とんでもない労力がかかります。

- バンドの為に全てを犠牲にする覚悟を持て。
- 誰になんと言われようが情熱、信念を貫き通す。
- 絶対に妥協はしない。
今売れている人気バンドたちは、これらを極限まで突き通してきた結果なのです。
星の数ほどいるバンドの中で輝かしい栄光を掴むというのは生半可なものではありません。
バンドに対して真摯に向き合い、他の誰よりも努力してきたバンドこそ真のバンドです!

まとめ。
散々厳しい現実を語ってきましたが、バンドで得られる経験は人生を豊かにしてくれます。
僕はバンドに育てられたようなものです。
一生懸命続けていたら絶対に良いことはありますし、努力はそれなりに形となって現れるものです!
要点は3つ、
- インディーズバンドで食べていくのはかなり厳しい。
- バンド活動にはものすごくお金がかかる。
- インディーズは当たればかなり大きな収入を得られる。
というわけでいかがでしたか?
少しは参考になれば幸いです!
それでは今日はこのへんで!
RYO.でした!
ほなっ!
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