
今回、私はなんとっっっ!!!
日本を代表するパンクロッカー、横山健さんが引率するバンド『Ken Yokoyama』のドラマーであるEijiくんにインタビューさせて頂く機会がございましたので、その時の様子をご紹介したいと思います!
あまり明かされることのないバンドの裏側や、ミュージシャンならでは葛藤など、貴重なお話しを赤裸々に語って頂けました!
インタビューを決行した日はEijiくんがKenbandに加入してからの初ライブだったので、ライブ後のリアルな心境などを聞けたのが印象的でした!
それではいきまっしょーい!
インタビューを快諾してくれたKen YokoyamaのEijiくん。
喰らってくれ!Punk Rock Dream!!! https://t.co/nqjt8QGoVM
— Eiji_Matsumoto (@ekkkkkkn) 2018年12月11日
元FACTのドラマーで2018年の12月に正式にKenbandへの加入がアナウンスされた。
FACTとは?
1999年に結成された日本のハードコア・ロック・バンド。
当初から国内外のアーティストとライヴで共演、ハードコアにダンスやエレクトロニカといった要素を加えたクロスオーヴァー的なスタイルを身につける。
2009年にアルバム『FACT』でメジャー・デビュー。
メンバー全員がヴォーカルをとるスタイルが特色で、2012年には英国人ギタリストのAdamを迎え入れトリプル・ギターの6人体制に。
2015年3月、6thフル・アルバム『KTHEAT』をリリース。
結成から15年を超えてもなお、絶えずサウンドに革新性を持たせながら活動していたが、2015年4月に年内での解散を発表。
実は僕が前やっていたバンドは当時のFACTと同じ事務所に所属していたので、その頃からEijiくんとは面識がありましたが、この日会うのは実に4〜5年ぶりでした!
Ken Yokoyamaのドラマー、Eijiくんにインタビューしてみた!

RYO.『まいどー!』
Eijiくん『まいどー!』
RYO.『お久しぶりっす!』
Eijiくん『ご無沙汰してますw』
RYO.『KenbandのEijiくんにアホみたいな質門をしてみようのコーナー!!!』
Eijiくん『なるほどねーw』
RYO.『今いくつですか?』
Eijiくん『今39!ナオトインティライミとタメw』
RYO.『あれ?緊張してます?w』
Eijiくん『緊張してるよw 長ぇ!昨日から長ぇ!』
RYO.『次の質門です!何歳から、何の影響でバンドを始めたんですか?』
Eijiくん『気づいたらドラムってカッコいいなって思ってて、それが中2くらい。急にきた。それまではチャゲアスとかB’zとか聞いてたのに。』
RYO.『じゃあロックのルーツはB’zなんですか?』
Eijiくん『かもしんない。そこからXJAPANとか聞くようになっていって。XJAPANを聞くようになったのも、日本にSLAYER(BIG4と呼ばれるスラッシュメタルバンド)みたいなバンドがいなかったから。』
RYO.『じゃあXJAPANよりSLAYERの方が聞き始めたのは早かったんですか?』
Eijiくん『あーそうそうそうそう。』
RYO.『それは誰かの影響だったんですか?友達とか?』
Eijiくん『そうそう、中学校の同級生の影響で。いるじゃんそういう変態ってw 兄貴も洋楽が好きでPANTERA(有名な海外のメタルバンド)のCDとか持っててさ。』
RYO.『何でドラムを始めたんですか?』
Eijiくん『いやーなんかね、俺はあんまり認めたくないんだけど、小学校3〜4年生くらいの頃から和太鼓やってて、千葉の有名なお祭りを見に行って、あー太鼓、あー太鼓ってなってw これを言うとウチのオカンが調子に乗るからあんまり受け入れたくないんだけどw ドラムってカッコいいじゃん!SLAYERとかどう考えても!』
RYO.『いやーカッコいいですね!ドラムってやっぱり楽器の中で1番カッコいいんじゃないですか?』
Eijiくん『スラッシュメタル全盛期だったから、俺が中学校の頃。BPMが速いバンドしか聴きたくなくてメタリカって速いバンドなんだと思ってたけど、初めてブラックアルバムを買って聞いたら、おっせぇーーーみたいなw ガッカリしたんだけど、結局メタリカはずっと聴いてる!尊い、ブラックアルバムは尊い!マジ尊い!w』

RYO.『じゃあ次の質門いきます。Eijiくんはどうしてバンドをやってるんですか?バンドをやっている理由を教えてください。』
Eijiくん『いやーなんだろう…楽しいで始めたんだけど、気づいたら人生の一部になっちゃってた。生きがい。やばいめっちゃ良いこと言った俺!』
RYO. Eijiくん『wwwwwwww』
RYO.『今までの人生のトータルのバンド歴はどれくらいですか?』
Eijiくん『中2の時にブルーハーツのコピーバンドを始めたのが最初だから、もう25年!やばっ、もう40歳だからねw』
RYO.『中2の頃は今の年齢までバンドやってるなんて思ってもなかったんじゃないですか?』
Eijiくん『その頃は長くやろうなんて思ってなかった。楽しいから、終わるとか考えないじゃん?初めてライブをしたときから、すぐにまたライブしたいっていう感覚になった。バンドに取り憑かれましたw』
RYO.『取り憑かれますよね。ステージからの景色を見てしまったら他の事やっても満たされないんですよバンドマンは。』
Eijiくん『なんかねー独特のマジックがあるよね。』
RYO.『まぁ僕辞めましたけどねw』
Eijiくん『いやいやまだまだいつでもチャンスあるでしょ!』
RYO.『Eijiくんの家族はバンドをやっていることに反対はしていませんか?』
Eijiくん『全然してないよ!もちろん応援してくれてる!』
RYO.『家庭の事情とかで、なかなかバンドやりたくても就職しなきゃいけないヤツとかもいるじゃないですか?』
Eijiくん『そうだね。俺もFACT辞めてからKenbandの加入が決まるまでは引き際とかも考えた。歳も歳だし、結婚とかして、自分のやりたい夢と家族は天秤にかけられないから。』
RYO.『いやーエモいなー。』
Eijiくん『いやエモいよ!』

RYO.『ドラムって毎日練習してますか?』
Eijiくん『ドラムって練習できるところが限られてるじゃん?自分の家でできたらそりゃ最高だけど、そんなの無理じゃん?近所迷惑になるし。だから毎日はやってない。』
RYO.『じゃー練習するときはスタジオに行くんですか?』
Eijiくん『そうそう。でも俺も無職みたいなもんだから、昼間とか、迷惑にならない時間帯に家でトレーニングパッド叩いたりしてる。考えるだけでも練習になりますから!』
RYO.『どうすればエッくんみたいにドラムがうまくなりますか?』
Eijiくん『上手いって言われること自体が、俺はへぇーって感じ。RYO.もギター上手いですねって言われたら違和感感じるじゃん?』
RYO.『めっちゃ感じますね。信じられないですもんw』
Eijiくん『上手いっていうのは、優等生みたいな音なのかなって。でもそこは前向きにとらえて、調子に乗るようにしてるw うぇーい!つってw』
RYO.『でもやっぱり上手いって言われる分、人より練習してるっていう自信の裏付けはあるんじゃないですか?』
Eijiくん『まぁそうだね。それは経験でしかないから。もう40歳ですから。』
RYO.『場数が違うと?』
Eijiくん『普通に考えてそうだよ。ドラムを会社に例えたら、もう俺は入社して20年以上。そんだけやってたら上手くなるのは自然なこと。』
RYO.『今でも自分のドラムのスキルが上達していると実感することはありますか?』
Eijiくん『あるねー。でも上手いだけじゃ音楽はどうにもなんないから。上手けりゃいいってもんでもないし、下手でもダメだし、なんか芸術みたいな。バンドはビシッとくるメンバーとやんないと奇跡はおきないから。』
RYO.『今日のライブのグルーヴ感はどうでしたか?』
Eijiくん『今日はね、楽しかったw もうね、噛みしめた。ちょっと前半泣くかと思ったw』
RYO.『Eijiコールすごかったですもんね!』
RYO.『個人的にライブはどのくらいぶりですか?』
Eijiくん『2ヶ月ぶりとかかな?』
RYO.『今までのEijiくんのキャリアの中だとまぁまぁなブランクじゃないですか?』
Eijiくん『そうだね。だけど練習はすごいしてたから。Kenbandに入ってからは1日おきくらいにリハーサルやってた。1人で曲を覚えるために練習するのも大事だけど、メンバーで入るスタジオも尊いし、その上のライブはもっと尊い。』
RYO.『Kenbandのスタジオってどんな雰囲気ですか?』
Eijiくん『めっちゃ楽しいよ!やるべきことをやってるって感じ。』
RYO.『Eijiくんは自分の事をバンドマンだと思っていますか?ミュージシャンだと思っていますか?』
Eijiくん『両方だと思う。五分五分。実は1人でドラムソロみたいなライブをやったこともあるけど、まぁ酷いw でもEijiとしてソロのプロジェクトもやってみたいかなとは思う。なんか表現したい部分もあるし、結局好きなことって隠れてでもやるから。俺の中でドラムとの距離感はそのくらいのもんだから。それがもう体の一部だし。すっげぇ良いこと言ってる俺w』
RYO.『wwwwwwww』
RYO.『ライブって緊張しますか?』
Eijiくん『するねぇ。緊張してるなぁって自分で客観的に思うようになった。しかも緊張する自分を知ってる。次のライブの時も。だからそれを受け入れる。若い時は緊張しっぱなしw もうライブ開始1〜2曲目でガッチガチw』
RYO.『最後に何か一言ありますか?』
Eijiくん『なんだろうなーないなーあるわけないじゃんw』
RYO.『じゃあないのがリアルということでw』
Eijiくん『To be continue!!!』
RYO.『サインください!』
Eijiくん『いいよ!』

RYO.『じゃあEijiくん今日はマジでありがとうございました!』
Eijiくん『いやいやーこちらこそ!』
まとめ。
一見華やかに見えるバンドの世界の舞台裏には、なかなかリアルなドラマがあります。
有名になればなるほど悩み、葛藤することも多いです。
今回は貴重なお話がたくさん聞けて本当によかったです!
僕自身共感する部分も多く、勉強になる事が多かったので、この経験を次に生かしたいと思います!
というわけでいかがでしたか?
少しは参考になれば幸いです!
それでは今日はこのへんで!
RYO.でした!
ほなっ!
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